かなえやの護符

川越大師喜多院の護符

関東三大師のひとつとしても名が多くの人たちに知られているのは川越大師喜多院です。 そこは客殿を抜けるととても大きな渡り廊下があって「鴬張りの廊下」です。廊下を歩くとキュッキュッとウグイスが鳴くような音を聞くことが出来ます。鴬張りの廊下を渡ると喜多院本堂の中へと行くことが出来ます。

 

中では不動明王様の護摩たきが行われていて、天井まで届きそうな炎が燃え広がっています。 不動明王様は鬼のような怖い顔をしていますがあらゆる災難から私達を守ってくれています。本堂の中では護符やお守りを購入することが出来ます。

 

元三大師の護符

 

おおよそ千年前第18代天台座主の慈恵大師良源(じえだいしりょうげん)は、神秘や奇跡を数多く残したと言われています。その慈恵大師を祀るのが喜多院であり、ここは厄除けのお大師さまと言われています。

 

この慈恵大師は、正月3日に入滅されたことから元三大師(がんざんだいし)と言われています。元三大師は2本の角を立てた鬼の姿となり疫病神を退散させたとも言われています。大師は鏡を取ってこの時の形相を写し、我が像をおけば疫災をはらうであろうと宣誓したのです。 そのあとこの影像を魔除の護符として知られるようになりました。

 

喜多院には、その姿を写した病魔退散の「角大師(つのだいし)」の護符があり、その護符を戸口に貼れば悪疫が家に入るのを防いでくれるといわれています。

 

更に元三大師はおみくじの創始者とも言われています。お寺で引くおみくじは「元三大師みくじ」であるタイプも全国で見付けることが出来ます。天台宗の中興の祖ともいわれ、数々の霊験・説話が残っており、降魔大師や角大師、更に豆大師などの異名をもっています。

 

慈恵大師良源の影像を三十三体捺した

 

一方慈恵大師良源の影像を三十三体捺したものが豆大師です。それは観音菩薩の三十三変化身からきており、大師は観音様の化身ともいわれています。

 

33体の豆粒のような慈恵大師の影像を刷った豆大師の護符は、「観音様は33の姿に変わって人たちを救ってくれる」という法華経の話に従ってつくられたものと言われており、災難除の護符として知られています。

 

護符は明るい方向へ向けて飾って下さい。神棚に祀っても大丈夫です。 門札は、角大師の魔除け、豆大師の災難除け二枚セットで購入しましょう。本来家の外側(門柱等)にお祀りする護符で厄難が家の中に入らないことを願うためのものです。更に不動札、大黒札、大師おすがた札などがあります。